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失恋しても好き過ぎる
第4章 4
目を覚まして、直ぐ驚く事になろうとは、思ってもいなかった。
「……ん」
まだ眠い。
というか、心地よい。
何かに体を包まれているような感覚がする……。
って、ふぁ?!
「………」
誰かに後ろから抱き締められていると気付くと、ベッドに横になったまま固まってしまう。
えっ?!何?!誰?!
怖いんですけど……!
確か昨日は美嘉ちゃんと、宮浦君と居酒屋で飲んで……
それから、確か………
鷹田君がアパートで介抱してくれて………
って、ここ鷹田君のアパート?!
「………」
そうっと後ろを振り向くと、すぐ側に鷹田君の寝顔があって心臓が爆発するかと思った。
…何で鷹田君が一緒に寝てるんだー!!
私の事抱き締めてるし!
ら、ラッキー!!!