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失恋しても好き過ぎる
第6章 6
鷹田君と課長。最強の二人が現れた。私、どうする………?鷹田君を諦めて、課長と付き合った方が幸せになれる………?
「…それは、課長を選んだ方が良いだろ」
「やっぱりそう思う?!美嘉ちゃんも!」
土曜のランチ。喫茶店で美嘉ちゃんに給湯室での事を話すと、キッパリと言われ、自分が正しいんだと確信した。
「女は思われた方が幸せだって」
「だよね………」
「で、付き合うの?課長と」
「う〜ん………」
二人共、オムライスを食べながら、会話する。周りも女子の客が多く、人の食べているパフェが美味しそうに見える。
「鷹田はもうやめとけ。冷たいし、LINEも教えてくれないんだよ?そんな奴、最低だって」
「LINE………そうだよね………」
美嘉ちゃんの言うことに頷きながら、携帯でLINEの画面を開く。本当、LINEも知らないもんな………。連絡も取れないし、あれから一度も取ってない。
「え?あれ?」
「どうした?月」
LINE画面を見て私が驚くと、美嘉ちゃんが不思議そうに質問した。
「ちょ!これって!……新しい友達に、鷹田君が登録されてるぅぅ!!!」
「は?嘘でしょ?」