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失恋しても好き過ぎる
第6章 6
「何で?!どうして?!」
「もしかして、鷹田君が?」
「いや、そんなわけないよ!鷹田君が、私の携帯にLINE登録する筈が………」
「とりあえず、LINEしてみたら?」
「う、うん!」
戸惑いながらも、鷹田君とのトークを開いて、メッセージを送信する。
『こんにちは。今日は良いお天気ですね〜』と。
「何て送った?」
「こんにちは。今日も良いお天気ですね〜」
「女子アナかよ」
美嘉ちゃんにツッコまれながらも、鷹田君のLINEが分かって嬉しすぎて、顔がにやけっぱなしだった。
「ま、返事くると良いね〜」
「うん!」
美嘉ちゃんの優しい言葉に、笑顔で頷く。
そのまま返事が返って来ないとも知らずに………。