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幸せな休日ースパダリリクエスト企画ー
第1章 幸せな休日
チケットを買ってパンフレットをもらい、イルカショーの時間を確認すると後20分ほどで始まるらしい。
「他は後でゆっくり見るとして、先にショーのところで待とうか」
康之さんの提案に私はうなづいた。
ショーを行う大きなプールへ向かうとすでに何人が場所を取っている人がいる。水がかかっても後々大変だし、後ろの方の席に座る。
始まる時間が近づくに連れ、どんどん人が増えていく。
「あれ? あの金髪の女の子と一緒にいる男の子って…安岡くんの弟? 」
「本当だ。しかも隣の子は前に面接来て、たしか内定出た子だよ」
「そうなんですか? 随分、派手な感じですけど…」
「ハーフなんだって」
「そうなんですね」
それにしても安岡くんの弟くんがデートとは…たしかゲーマーだとか言ってたのに。
「……彩華」
「えっ? あ、はい」
康之さんの方へ振り向けば怒っているわけではないけど…これは、嫉妬? なのかな?
「安岡弟のこと見過ぎ」
「…ごめんなさい」
「うそ。ごめん、そんな顔させたかったわけじゃないから」
そう言って頭をポンポンと撫でる。
そして人が増えたのをいい事にキスをされた。
「康之ッ!! 外では嫌だって何度も言ってるでしょ」
「彩華やっぱり可愛い。しばらくエッチもできないんだし、これくらい許して下さい。可愛い奥さん」
そう言われたら何も言えないじゃない。
「仕方ないからキスだけなら、許してあげますよ、旦那サマ」
恥ずかしいから目を合わせず、代わりに手を握って言う。
「他は後でゆっくり見るとして、先にショーのところで待とうか」
康之さんの提案に私はうなづいた。
ショーを行う大きなプールへ向かうとすでに何人が場所を取っている人がいる。水がかかっても後々大変だし、後ろの方の席に座る。
始まる時間が近づくに連れ、どんどん人が増えていく。
「あれ? あの金髪の女の子と一緒にいる男の子って…安岡くんの弟? 」
「本当だ。しかも隣の子は前に面接来て、たしか内定出た子だよ」
「そうなんですか? 随分、派手な感じですけど…」
「ハーフなんだって」
「そうなんですね」
それにしても安岡くんの弟くんがデートとは…たしかゲーマーだとか言ってたのに。
「……彩華」
「えっ? あ、はい」
康之さんの方へ振り向けば怒っているわけではないけど…これは、嫉妬? なのかな?
「安岡弟のこと見過ぎ」
「…ごめんなさい」
「うそ。ごめん、そんな顔させたかったわけじゃないから」
そう言って頭をポンポンと撫でる。
そして人が増えたのをいい事にキスをされた。
「康之ッ!! 外では嫌だって何度も言ってるでしょ」
「彩華やっぱり可愛い。しばらくエッチもできないんだし、これくらい許して下さい。可愛い奥さん」
そう言われたら何も言えないじゃない。
「仕方ないからキスだけなら、許してあげますよ、旦那サマ」
恥ずかしいから目を合わせず、代わりに手を握って言う。