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幸せな休日ースパダリリクエスト企画ー
第1章 幸せな休日
圧巻のイルカショーの後は、海の近くで持ってきているシートを広げてお昼ご飯。
お弁当の中身は彼の好きなものを詰めておいた。
作れるものは作って、作れないものは冷食に頼っちゃったけどね。
「康之…『あーん』」
それは初めてクリスマスを祝った日にやったこと。
あの時、康之さんは照れながら、戸惑いながら応えてくれた。
「……!!」
今も無言だけど、ちょっと顔赤いから照れてるのがわかる。
私は開けられた口の中に卵焼きを一切れ放り込んだ。
それを飲み込んだ康之さんがじっーと見ながら言う。
「何、可愛いことしてくれてんの」
そう言ってすぐに口を塞がれる。
舌まで絡め取られる深いキスに「んッ、んぅっ」思わず声が漏れてしまう。
「……彩華」
優しく、でも色気もある声が呼ぶ。熱っぽい視線を向けられていて、かぁぁと顔が熱くなる。
それを確認してるはずなのに、更にエスカレートして、広めに開いている鎖骨らへんに舌先を使って口付ける。
ここは外だよって言いたいのに言えなくなる……。
それは、この三ヶ月くらいこういったことができなかったのが原因。過保護な彼は隣で寝てても唇へのキス以上は要求してこない。
温かい手が胸元に触れる。
ここは外なのに……。私も拒むことができない。
「…康之さんッ! 」
やっと彼の名前を呼ぶと少し離れる。
「久しぶりだったから…ごめん」
「…医者(せんせい)が言ってたけど、これからは普通にしても平気だって。我慢しすぎも良くないみたいだから…私だってたまにはシタいよ? 」
「……無理ない範囲で頑張ります」
いつもとは逆で私が康之さんの頭を撫でた。
お弁当の中身は彼の好きなものを詰めておいた。
作れるものは作って、作れないものは冷食に頼っちゃったけどね。
「康之…『あーん』」
それは初めてクリスマスを祝った日にやったこと。
あの時、康之さんは照れながら、戸惑いながら応えてくれた。
「……!!」
今も無言だけど、ちょっと顔赤いから照れてるのがわかる。
私は開けられた口の中に卵焼きを一切れ放り込んだ。
それを飲み込んだ康之さんがじっーと見ながら言う。
「何、可愛いことしてくれてんの」
そう言ってすぐに口を塞がれる。
舌まで絡め取られる深いキスに「んッ、んぅっ」思わず声が漏れてしまう。
「……彩華」
優しく、でも色気もある声が呼ぶ。熱っぽい視線を向けられていて、かぁぁと顔が熱くなる。
それを確認してるはずなのに、更にエスカレートして、広めに開いている鎖骨らへんに舌先を使って口付ける。
ここは外だよって言いたいのに言えなくなる……。
それは、この三ヶ月くらいこういったことができなかったのが原因。過保護な彼は隣で寝てても唇へのキス以上は要求してこない。
温かい手が胸元に触れる。
ここは外なのに……。私も拒むことができない。
「…康之さんッ! 」
やっと彼の名前を呼ぶと少し離れる。
「久しぶりだったから…ごめん」
「…医者(せんせい)が言ってたけど、これからは普通にしても平気だって。我慢しすぎも良くないみたいだから…私だってたまにはシタいよ? 」
「……無理ない範囲で頑張ります」
いつもとは逆で私が康之さんの頭を撫でた。