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幸せな休日ースパダリリクエスト企画ー
第1章 幸せな休日
「今日天気良いからデートしようか」
「うん、お弁当持っていく? 」
「そーだね。車でちょっと遠出しようか」
ゆっくりと抱きしめたまま起き上がった康之さんがそっと抱きしめて言う。その彼に身体を預けるようにしてる私は、つき合い始めた頃から今でもずっとこうやって甘やかされている。
それからはお弁当を作って、軽く朝ごはんを食べ、着替える。
仕事の時はスーツに準じるようなスカートとシャツが多いけど、今日は久々に休日の外でのデートだし……クローゼットに入ってる手持ち服の中でも着れそうなものを選ぶ。
選んだのは年齢の割にはちょっと若いかなとも思う、薄いブルーのAラインのワンピース。肩を出すタイプでちょうど膝丈くらい。ゆったりめで着やすくてついこの前、衝動買いしたもの。
これに足元はヒールの低いサンダル。
髪は緩く巻いてハーフアップにし、念のための薄手の羽織とお弁当を持って、康之さんの待つ玄関へと向かった。
「仕事中のきっちりした格好も好きだけど、やっぱ彩華は可愛らしい服装も似合うね」
と必ず褒めてくれるから、それだけで嬉しくなる。
荷物を全て持ってくれる彼の左手と私の右手を繋ぎながら駐車場へと行く。繋いだ先にある感触にこの先もずっと同じような気持ちになるんだろうなと思う。
30過ぎなのにやや若めの服装が似合う康之さんに見惚れつつ、マンションの地下駐車場に停めてある車に乗り込んだ。
「うん、お弁当持っていく? 」
「そーだね。車でちょっと遠出しようか」
ゆっくりと抱きしめたまま起き上がった康之さんがそっと抱きしめて言う。その彼に身体を預けるようにしてる私は、つき合い始めた頃から今でもずっとこうやって甘やかされている。
それからはお弁当を作って、軽く朝ごはんを食べ、着替える。
仕事の時はスーツに準じるようなスカートとシャツが多いけど、今日は久々に休日の外でのデートだし……クローゼットに入ってる手持ち服の中でも着れそうなものを選ぶ。
選んだのは年齢の割にはちょっと若いかなとも思う、薄いブルーのAラインのワンピース。肩を出すタイプでちょうど膝丈くらい。ゆったりめで着やすくてついこの前、衝動買いしたもの。
これに足元はヒールの低いサンダル。
髪は緩く巻いてハーフアップにし、念のための薄手の羽織とお弁当を持って、康之さんの待つ玄関へと向かった。
「仕事中のきっちりした格好も好きだけど、やっぱ彩華は可愛らしい服装も似合うね」
と必ず褒めてくれるから、それだけで嬉しくなる。
荷物を全て持ってくれる彼の左手と私の右手を繋ぎながら駐車場へと行く。繋いだ先にある感触にこの先もずっと同じような気持ちになるんだろうなと思う。
30過ぎなのにやや若めの服装が似合う康之さんに見惚れつつ、マンションの地下駐車場に停めてある車に乗り込んだ。