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幸せな休日ースパダリリクエスト企画ー
第1章 幸せな休日
江ノ島にあるとあるカフェにてーー。
「あたしたちももう4年かあ。社会人になったら、ゲームできなくなる時間増えそう…」
あたしは注文したカフェオレをストローで突きながら後数ヶ月で社会人になる不安を目の前の重度のゲーマー男に愚痴る。
宏ちゃんと知り合ったのはホント偶然にも同じゲームをしててかなり仲良いキャラだったことが嬉しくて声をかけたのがきっかけ。ただあたしはそれよりも前に宏ちゃんを知っている。
入学式の次の日、お昼ご飯を一人で食べていたあたしの真後ろで同じく一人でスマホでゲームをしていた。悪いなと思いつつ覗くとあたしもやっているゲームだった。
それからよく見かけるようになって気づけば名前すら知らない彼が気になっていた。その人がまさか高校のときからやってるオンラインゲームの知り合いだとは思わなかったけど…。
ソラさんに気があるふりをしてコウくんがどういう反応するか試してたんだけど、あまり効果なし。
後から知ったのは双子の弟の唯斗と一緒で恋愛には疎いみたい。
その宏ちゃんと二人きりで地元から少し離れた場所にいるのも元々は唯斗と三人で残りの学生生活を思い切り楽しみたいと思って誘ったのがきっかけ。
けど、あたしの気持ちを知ってる唯斗が風邪のフリをして、あたしと宏ちゃんだけにしてくれた。
唯斗はシスコンだから恋愛に疎いくせに変に気がきく。
あたしに望みがないことはわかってる。
前に唯斗にだけ気になる人がいるみたいなことを言ってたらしい。
「あたしたちももう4年かあ。社会人になったら、ゲームできなくなる時間増えそう…」
あたしは注文したカフェオレをストローで突きながら後数ヶ月で社会人になる不安を目の前の重度のゲーマー男に愚痴る。
宏ちゃんと知り合ったのはホント偶然にも同じゲームをしててかなり仲良いキャラだったことが嬉しくて声をかけたのがきっかけ。ただあたしはそれよりも前に宏ちゃんを知っている。
入学式の次の日、お昼ご飯を一人で食べていたあたしの真後ろで同じく一人でスマホでゲームをしていた。悪いなと思いつつ覗くとあたしもやっているゲームだった。
それからよく見かけるようになって気づけば名前すら知らない彼が気になっていた。その人がまさか高校のときからやってるオンラインゲームの知り合いだとは思わなかったけど…。
ソラさんに気があるふりをしてコウくんがどういう反応するか試してたんだけど、あまり効果なし。
後から知ったのは双子の弟の唯斗と一緒で恋愛には疎いみたい。
その宏ちゃんと二人きりで地元から少し離れた場所にいるのも元々は唯斗と三人で残りの学生生活を思い切り楽しみたいと思って誘ったのがきっかけ。
けど、あたしの気持ちを知ってる唯斗が風邪のフリをして、あたしと宏ちゃんだけにしてくれた。
唯斗はシスコンだから恋愛に疎いくせに変に気がきく。
あたしに望みがないことはわかってる。
前に唯斗にだけ気になる人がいるみたいなことを言ってたらしい。