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幸せな休日ースパダリリクエスト企画ー
第1章 幸せな休日
パーキングに車を停める。
シートベルトを外した康之さんが私の方を向く。
「思ってたよりも混んでなくて良かったね。大丈夫だった? 」
最近車に酔いやすくなったのとちょっと前まで体調を崩してた私に気遣っての言葉。さりげなく優しいところがホント好き。社内でも今では新人じゃなくなった後輩ちゃんたちと新人の後輩ちゃんたちとの間で「彩華主任のためか稲葉部長のスパダリ要素に拍車がかかってる」ともっぱらの噂になっている。
「うん、大丈夫。ありがとう」
そう言うと慣れた手つきで助手席に身を乗り出してキスをする。
軽いキスから最後にペロっと下唇を舐める。
「それなら良かった」
そう言って降りるとすぐに助手席のドアを開ける。
私も車から降りると荷物を持ってくれた。
手を繋いで江ノ島を散策する。
「江ノ島水族館のイルカショーって圧巻だっていうよね。見に行こうか」
特に行く場所をハッキリと決めていなかったから、康之さんに提案されて、それは私も見てみたいと思い、お昼まで少し時間があるから、新江ノ島水族館へ向かうことにした。
日曜日だからかカップルや家族連れが多い。
そこでも体調を気にかけてくれる。
「今は仕事もそんなに忙しくないから、大丈夫だよ。稲葉部長が周り気にせず気遣ってくれるおかげ」
それが嬉しいのと恥ずかしさもあるんだよという意味でそう言うと「彩華があんなに体調悪くなるなんて思ってなかったから、心配なんだよ」と過保護発言をする。
それもやっぱり嬉しいと感じてしまう。
シートベルトを外した康之さんが私の方を向く。
「思ってたよりも混んでなくて良かったね。大丈夫だった? 」
最近車に酔いやすくなったのとちょっと前まで体調を崩してた私に気遣っての言葉。さりげなく優しいところがホント好き。社内でも今では新人じゃなくなった後輩ちゃんたちと新人の後輩ちゃんたちとの間で「彩華主任のためか稲葉部長のスパダリ要素に拍車がかかってる」ともっぱらの噂になっている。
「うん、大丈夫。ありがとう」
そう言うと慣れた手つきで助手席に身を乗り出してキスをする。
軽いキスから最後にペロっと下唇を舐める。
「それなら良かった」
そう言って降りるとすぐに助手席のドアを開ける。
私も車から降りると荷物を持ってくれた。
手を繋いで江ノ島を散策する。
「江ノ島水族館のイルカショーって圧巻だっていうよね。見に行こうか」
特に行く場所をハッキリと決めていなかったから、康之さんに提案されて、それは私も見てみたいと思い、お昼まで少し時間があるから、新江ノ島水族館へ向かうことにした。
日曜日だからかカップルや家族連れが多い。
そこでも体調を気にかけてくれる。
「今は仕事もそんなに忙しくないから、大丈夫だよ。稲葉部長が周り気にせず気遣ってくれるおかげ」
それが嬉しいのと恥ずかしさもあるんだよという意味でそう言うと「彩華があんなに体調悪くなるなんて思ってなかったから、心配なんだよ」と過保護発言をする。
それもやっぱり嬉しいと感じてしまう。