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アンケート御礼小話詰め合わせ(_ _)
第1章 XXXXになりたい(松森光・工藤るり)
「無い無い!るりが泣くよーな事なんか、全っ然無いから!」
「だって……カッコいいし、言葉遣いがヒカリさん寄りじゃなくて男の人バージョンで丁寧だし、きんつばとかじゃなくてお洒落なお土産買ってくるし……」
「う゛」
その通り過ぎる。
けど、そこって泣くとこなの?!
「きっとっ……誰か、女の人とっ……」
「ごめんなさい!お菊さんですっ!!」
「……お菊さん?」
「これっ!!」
俺は荷物から貰った雑誌を取り出して、きょとんとしてるるりに良く見える様に、自分の顔にくっ付けた。
「……『夏のキラキラ艶メイク』?」
「ちげー……そうだけど、ちげくて……その5センチくれー下……っ」
お菊さんが見せたかったのは艶メイクだけど、俺が気になったヤツはそれじゃねー。
「……『愛され読者に聞きました!うちの彼って、スパダリなんです♡』……スパダリ?」
「すーぱーだーりんってゆんだって……るり、すげーきれーで可愛くてご飯も美味しくて抱き心地も良くて、俺にゃあ勿体なすぎっから、ちっとは努力しねーと、って……」
ううう……るりが、雑誌をめくってる……
きっと、三高(俺には当てはまんねー)とか料理上手(俺には当てはまんねー)とかイケメン(俺には当てはまんねー)とか、そーゆう説明読んでんだよ……!!
あああああ……せっかくお菊さんが、俺にも出来るスパダリみ考えてくれたのに……。
ちなみに俺にも出来るってのは、巧みてーにバカ丁寧な気取……じゃねくて女子憧れの王子様言葉♡と、るりの大好物のちゃんとした系スーツと、女子が喜ぶ小洒落た甘味……じゃねーや、スウィーツ?スゥイーツ?スィイーツ?と、そしてすぐにちゅーとかぎゅーとかぺろぺろとか、とにかくガツガツしねーことだ!
あああ生き恥……!!俺の頭とか顔とか熱くなりすぎて、湯気が出そ……!
「だって……カッコいいし、言葉遣いがヒカリさん寄りじゃなくて男の人バージョンで丁寧だし、きんつばとかじゃなくてお洒落なお土産買ってくるし……」
「う゛」
その通り過ぎる。
けど、そこって泣くとこなの?!
「きっとっ……誰か、女の人とっ……」
「ごめんなさい!お菊さんですっ!!」
「……お菊さん?」
「これっ!!」
俺は荷物から貰った雑誌を取り出して、きょとんとしてるるりに良く見える様に、自分の顔にくっ付けた。
「……『夏のキラキラ艶メイク』?」
「ちげー……そうだけど、ちげくて……その5センチくれー下……っ」
お菊さんが見せたかったのは艶メイクだけど、俺が気になったヤツはそれじゃねー。
「……『愛され読者に聞きました!うちの彼って、スパダリなんです♡』……スパダリ?」
「すーぱーだーりんってゆんだって……るり、すげーきれーで可愛くてご飯も美味しくて抱き心地も良くて、俺にゃあ勿体なすぎっから、ちっとは努力しねーと、って……」
ううう……るりが、雑誌をめくってる……
きっと、三高(俺には当てはまんねー)とか料理上手(俺には当てはまんねー)とかイケメン(俺には当てはまんねー)とか、そーゆう説明読んでんだよ……!!
あああああ……せっかくお菊さんが、俺にも出来るスパダリみ考えてくれたのに……。
ちなみに俺にも出来るってのは、巧みてーにバカ丁寧な気取……じゃねくて女子憧れの王子様言葉♡と、るりの大好物のちゃんとした系スーツと、女子が喜ぶ小洒落た甘味……じゃねーや、スウィーツ?スゥイーツ?スィイーツ?と、そしてすぐにちゅーとかぎゅーとかぺろぺろとか、とにかくガツガツしねーことだ!
あああ生き恥……!!俺の頭とか顔とか熱くなりすぎて、湯気が出そ……!