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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第5章 5日目
それは純白のウェディングドレスだった。
かなり本格的だ。ベールやブーケ、手袋も付いている。エッチのコスプレ用だから、スカートの丈は極端に短いが…
「ももちゃん、着てみたい?」
「でも…わたしなんか、似合わないよ」
「そんな事ないよ!絶対可愛いよ!」
お世辞ではなく、本心からそう思った。
「じゃあ、お兄ちゃんも着て」
見ると、男性用に白いモーニングもあった。
「わたしね、結婚式したい」
「今ここで?」
「ホントの結婚式じゃないけど、したいの」
やっぱり、そういうのは女の子の憧れなんだろう。
「うん、いいよ。ふたりだけの結婚式しよう」
部屋に衣装が届いた。
「お兄ちゃん、あっち向いてて」
僕はももちゃんに背を向けて、自分の衣装を着た。
「いいよ」
ももちゃんの声に振り返ると…
「どう…かな?」
そこには世界一可愛い花嫁がいた。
かなり本格的だ。ベールやブーケ、手袋も付いている。エッチのコスプレ用だから、スカートの丈は極端に短いが…
「ももちゃん、着てみたい?」
「でも…わたしなんか、似合わないよ」
「そんな事ないよ!絶対可愛いよ!」
お世辞ではなく、本心からそう思った。
「じゃあ、お兄ちゃんも着て」
見ると、男性用に白いモーニングもあった。
「わたしね、結婚式したい」
「今ここで?」
「ホントの結婚式じゃないけど、したいの」
やっぱり、そういうのは女の子の憧れなんだろう。
「うん、いいよ。ふたりだけの結婚式しよう」
部屋に衣装が届いた。
「お兄ちゃん、あっち向いてて」
僕はももちゃんに背を向けて、自分の衣装を着た。
「いいよ」
ももちゃんの声に振り返ると…
「どう…かな?」
そこには世界一可愛い花嫁がいた。