この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第5章 5日目
人が入ってきた。あの黒い女性だ。
僕達を見下ろすと、冷たい声で言った。
「桃香さん、来てください」
ももちゃんは、チラリと僕を見て、ゆっくり立ち上がった。
「着替えます」

黒い女性はじっと僕を見ていた。
サングラスの奥の目は確認できないが、僕を軽蔑しているのを感じた。

「準備できましたか?では行きましょう」
女性は歩きだした。ももちゃんは、ついて行った。

僕は直感で、ももちゃんがこのまま帰って来ない気がした。
バカ!何してる!ももちゃんが行っちゃうぞ!いいのか?どうして止めないんだ!愛しているんだろう!?
でも、いくら心で叫んでも、僕は声も出さず、動くこともしなかった。

少女は一度も振り返る事なく、出ていった。
静かにドアが閉まった。
/238ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ