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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第5章 5日目
正直、とても信じがたい話だ。
でもこれで、ももちゃんに関する疑問は解消される。
しかし…
つまり僕は、斉藤彩ちゃんという子の死んだ体と会話して、セックスしてたわけだ。
それを動かしていたのが、早川桃香ちゃんで…
僕が愛してる、ももちゃんは…
僕は、隣にいるウェディングドレス姿の少女を見た。小さな体が、さらに小さく見えた。
ももちゃんは、消え入りそうな声で言った。
「わたしの事、もう嫌いになった?」
「いや…そんなこと…」
ももちゃんは顔を上げて、僕を見据えた。
「ホント!?ホントに今までみたいに愛してくれるの!?今までみたいにセックスできるの!?わたし…死んでるんだよ!!」
その目から、涙が溢れていた。
僕は…何も言えなかった。どんな言葉も陳腐になりそうで…
その時、いきなり部屋のドアが開いた。
おかしい。確かに鍵をかけたはずだ。
でもこれで、ももちゃんに関する疑問は解消される。
しかし…
つまり僕は、斉藤彩ちゃんという子の死んだ体と会話して、セックスしてたわけだ。
それを動かしていたのが、早川桃香ちゃんで…
僕が愛してる、ももちゃんは…
僕は、隣にいるウェディングドレス姿の少女を見た。小さな体が、さらに小さく見えた。
ももちゃんは、消え入りそうな声で言った。
「わたしの事、もう嫌いになった?」
「いや…そんなこと…」
ももちゃんは顔を上げて、僕を見据えた。
「ホント!?ホントに今までみたいに愛してくれるの!?今までみたいにセックスできるの!?わたし…死んでるんだよ!!」
その目から、涙が溢れていた。
僕は…何も言えなかった。どんな言葉も陳腐になりそうで…
その時、いきなり部屋のドアが開いた。
おかしい。確かに鍵をかけたはずだ。