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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第7章 7日目
あの夜。
部屋を出たももちゃんと黒い女性は、エレベーターに乗った。
ももちゃんは、考えていた。
わたしがホントの事話したから、どこかに連れて行かれちゃうんだ。もうお兄ちゃんには会えない…
また涙が溢れてきた。黒い女性は無言だった。
その時いきなり…
『ももちゃん!なんで彼に話しちゃったの!?』
彩ちゃんの声がした。いつの間にか隣にいた。
ももちゃんは、泣きじゃくりながら言った。
『だって…わたしもう…お兄ちゃんにウソつくの、つらかったの…』
黒い女性はふたりを見ずに話した。
『それは問題ないわ。あの人に話したことろで、何も変わらないから。それより、ルール違反をしたのは…』
彩ちゃんの方を向いた。
『あなたよ』
部屋を出たももちゃんと黒い女性は、エレベーターに乗った。
ももちゃんは、考えていた。
わたしがホントの事話したから、どこかに連れて行かれちゃうんだ。もうお兄ちゃんには会えない…
また涙が溢れてきた。黒い女性は無言だった。
その時いきなり…
『ももちゃん!なんで彼に話しちゃったの!?』
彩ちゃんの声がした。いつの間にか隣にいた。
ももちゃんは、泣きじゃくりながら言った。
『だって…わたしもう…お兄ちゃんにウソつくの、つらかったの…』
黒い女性はふたりを見ずに話した。
『それは問題ないわ。あの人に話したことろで、何も変わらないから。それより、ルール違反をしたのは…』
彩ちゃんの方を向いた。
『あなたよ』