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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第1章 1日目
部屋に帰って、ふたりでテレビを見た。
お笑い番組だ。僕は普段、こういう番組はあまり見ない。
単純で芸もない芸人のネタに、ももちゃんは、本当に面白そうに笑いこけていた。
今日来たばかりなのに、自分の家のように、くつろいでる。
僕はテレビより、そんな彼女を見ている方が楽しかった。
「ももちゃん、もう遅いよ。そろそろ寝ようか」
「お兄ちゃん、明日もお仕事?」
「うん」
「そっか…じゃあ、しょうがないね」
寝るといっても、もちろん部屋には、シングルベッドひとつしかない。
ももちゃんにベッドを使わせて、僕はソファーで寝るしかない。
と言っても、二人掛けのソファーは狭く、寝にくい。
お笑い番組だ。僕は普段、こういう番組はあまり見ない。
単純で芸もない芸人のネタに、ももちゃんは、本当に面白そうに笑いこけていた。
今日来たばかりなのに、自分の家のように、くつろいでる。
僕はテレビより、そんな彼女を見ている方が楽しかった。
「ももちゃん、もう遅いよ。そろそろ寝ようか」
「お兄ちゃん、明日もお仕事?」
「うん」
「そっか…じゃあ、しょうがないね」
寝るといっても、もちろん部屋には、シングルベッドひとつしかない。
ももちゃんにベッドを使わせて、僕はソファーで寝るしかない。
と言っても、二人掛けのソファーは狭く、寝にくい。