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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第7章 7日目
「ウエディングドレスも神父さんもないけど、今ここで、ももちゃんをお嫁さんにしたい。今の僕の気持ちだよ。バカみたいって、思うかもしれないけど」
「ううん、そんなことないよ」
僕はひざまずき、ももちゃんの小さな手を両手で包んだ。
「桃香さん。僕のプロポーズ、受けてくれますか?」
ももちゃんは顔を赤らめて、うなずいた。
「はい」
ふたりはきつく抱き合った。
「わたし、お嫁さんだよね…これからもずっと、わたしだけを愛してくれるんだよね」
「うん、誓うよ。僕は一生、桃香だけを愛します。絶対に」
そう、僕にはももちゃんだけだ。他に何もいらない。
「わたしも、耕平お兄ちゃんだけを愛します」
僕はももちゃんを抱きかかえた。
お姫様だっこだ。
「花嫁さんを、ベッドに案内するね」
「うん」
彼女の閉じられた目から、涙が流れていた。
「ううん、そんなことないよ」
僕はひざまずき、ももちゃんの小さな手を両手で包んだ。
「桃香さん。僕のプロポーズ、受けてくれますか?」
ももちゃんは顔を赤らめて、うなずいた。
「はい」
ふたりはきつく抱き合った。
「わたし、お嫁さんだよね…これからもずっと、わたしだけを愛してくれるんだよね」
「うん、誓うよ。僕は一生、桃香だけを愛します。絶対に」
そう、僕にはももちゃんだけだ。他に何もいらない。
「わたしも、耕平お兄ちゃんだけを愛します」
僕はももちゃんを抱きかかえた。
お姫様だっこだ。
「花嫁さんを、ベッドに案内するね」
「うん」
彼女の閉じられた目から、涙が流れていた。