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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第2章 2日目
「おいしい!お兄ちゃん、お料理上手だね!びっくりしたよ」
ももちゃんは、喜んでオムライスを食べてくれた。
こんなに素直に喜んでくれると、僕も素直にうれしくなる。誰かに誉められるなんて、随分久しぶりだ。
ちょっと照れるけど。
ももちゃんといると、灰色だった僕の生活が、カラフルに変わっていく気がした。
「ありがとう。誉めてくれたのは、ももちゃんだけだよ。まあ、僕も独り暮らしが長いから、自然に上達するよ。」
「ずっとひとり?お兄ちゃん、カノジョいないの?」
「いたよ。前にね。でもこんな話し、やめようよ」
楽しい思い出じゃない。避けたい話題だ。でも、ももちゃんは容赦ない。
「ダメ、もっと教えて。別れちゃったの?どうして?」
ももちゃんは、喜んでオムライスを食べてくれた。
こんなに素直に喜んでくれると、僕も素直にうれしくなる。誰かに誉められるなんて、随分久しぶりだ。
ちょっと照れるけど。
ももちゃんといると、灰色だった僕の生活が、カラフルに変わっていく気がした。
「ありがとう。誉めてくれたのは、ももちゃんだけだよ。まあ、僕も独り暮らしが長いから、自然に上達するよ。」
「ずっとひとり?お兄ちゃん、カノジョいないの?」
「いたよ。前にね。でもこんな話し、やめようよ」
楽しい思い出じゃない。避けたい話題だ。でも、ももちゃんは容赦ない。
「ダメ、もっと教えて。別れちゃったの?どうして?」