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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第3章 3日目
初めて、ももちゃんの体をまじまじと見た。

やっぱり小さい。同い年の子と比べても、小さい方かもしれない。
体は細いが、痩せすぎではない。
大人の女性のような、くびれはない。でもしなやかで、無駄がないボディライン。

僕はもともと、グラマーな体型が好みだった。おっぱいとお尻が大きくて、くびれのある女性が。
子供の体に興味があったわけではない。

でも、ももちゃんは別格だ。
未成熟な少女だけが持つ、二度と戻らない期間限定の美しさ。
すべてが愛しく、抱きしめたくなる。

「お兄ちゃん?」
ももちゃんの声で、我に帰った。
ずいぶん長く、見とれてたみたいだ。
僕は
「うん、すごく似合ってる。最高に可愛いよ!今まで僕が見た中で一番だよ!」
「それ、誉めすぎだよ…」
と言いながらも、彼女は喜んでいた。
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