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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第4章 4日目
僕は、ささやいた。
「ちょっと、お口開いて」
わずかに開いた唇に、舌を滑り込ませた。
「んっ…」
ももちゃんは少し驚いていた。
口の中を探るように舌を動かす。
ももちゃん、これが大人のキスだよ。
やがて、ももちゃんも察して小さな舌を出してきた。僕は、すかさず絡めた。
ふたりの舌が互いに求め合い、妖しく動いた。
とろけるような甘い味がした。
僕の腕の中にすっぽり包まれて、ももちゃんの体は、微かに震えていた。
「緊張してるの?」
「ちょっと…」
「怖い?」
彼女は首を小さく横に振った。
僕はそっと、ももちゃんを布団に横たえた。
小さな体に覆い被さった。
彼女は胸の上で手を組んでいた。まるで祈りを捧げるように。僕はその手を取って、細い指にキスをした。
「ちょっと、お口開いて」
わずかに開いた唇に、舌を滑り込ませた。
「んっ…」
ももちゃんは少し驚いていた。
口の中を探るように舌を動かす。
ももちゃん、これが大人のキスだよ。
やがて、ももちゃんも察して小さな舌を出してきた。僕は、すかさず絡めた。
ふたりの舌が互いに求め合い、妖しく動いた。
とろけるような甘い味がした。
僕の腕の中にすっぽり包まれて、ももちゃんの体は、微かに震えていた。
「緊張してるの?」
「ちょっと…」
「怖い?」
彼女は首を小さく横に振った。
僕はそっと、ももちゃんを布団に横たえた。
小さな体に覆い被さった。
彼女は胸の上で手を組んでいた。まるで祈りを捧げるように。僕はその手を取って、細い指にキスをした。