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星逢いの灯台守
第4章 上海ローズ
ホテルのCEOである片岡を交えたランチミーティングは和やかに活発な意見交換なども執り行われ、無事に終了した。
上海ビクトリア酒店は、新興ホテルの中でも業績は良く、日本的なきめ細やかなもてなしやサービスは口コミサイトやSNS、レビュー等でも評判だ。
オーガニック野菜を使ったヴィーガン料理は上海セレブや意識が高い上海人が住むここでは特に人気を得ていた。
新しい顧客獲得や新しい取り組みが順調な滑り出しなのを片岡は満足そうに確認していた。

ニースの黄からは
「私はミスターミヤオに絶大な信頼を置いている。
彼は上海ビクトリア酒店になくてはならない存在だ。
彼がいるお陰で私はニースで呑気に可愛い姑娘と暮らせるのさ」
とのビデオメッセージが流され、好意的な温かな笑いに包まれた。

「お前は意外に人たらしだな」
片岡が嬉しそうに眼を細めた。

スタッフが会議室を出たあとに片岡は宮緒に声を掛けた。
「真紘、今夜は三人で食事に行こう」
「三人…ですか?」
戸惑う宮緒に片岡は屈託無く笑いかけた。
「そう。俺とお前と由貴子さんだ。
お前は由貴子さんに連絡を。
店は…そうだな、上海倶楽部がいい。
ミズ・李に予約を頼んでくれ」


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