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星逢いの灯台守
第2章 忘れ得ぬひと
澄佳はソファに手を突き、身を攀じる。
「…駄目です…。
だって…だって…私は…片岡さんを愛しています…」

はっと我に帰る。
澄佳の陶器のように白く艶やかな頰を透明な涙が伝い落ちる。
「…嘘つきで狡くて傲慢で…けれど、そんなあのひとをどうしようもなく愛しているんです…!
愚かな女だわ…。
でも仕方がないの…」

「…澄佳さん…」
澄佳の涙に濡れた美しい瞳が宮緒を見上げる。
「…愛しているの。あのひとを…」

…美しいひとは、そう言って声を放って泣き崩れた。

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