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第4章 下賎の悦び
 抑えきれない興奮のため、僅かに肩が上下しました。焦りもあります。なんせ突っ立っているだけで、時間は刻々と過ぎていくのです。

 ……せめてどこか、体に触れておきたい。

そう思った私は、女の胸に手を伸ばしました。

 あからさまに触るのは危険なので、指先を服の上で這わせる程度に。けどあわよくば、乳首の部分に滑り込ませたい。

 バックを抱え込んでいた二の腕は力が抜けていたので、それをかいくぐって懐に入るのは簡単でした。寝ているのだから当然ですが、警戒なし。無意識に人の気配を察して起きることもあろうものの、まるで野生を忘れたペットの猫状態で、可愛い寝顔を晒しているままでした。

 ツン……と突っつくように、人差し指が胸の下方に触れました。少し硬いブラの感触が伝わってきて、私は思わず「やった!」と声を上げそうになりました。

 優しく添えるぐらいにゆっくりと触れたので女は無反応。そのまま手を胸に密着させたまま、ゆっくりとカップを這いました。

 見た感じですが、Bカップといったところでしょう。小さな胸ほど敏感だといいますが、今はその感度も機能していないようで、徐々に密着部分を広げていく手の気配に全く気づかない……。

 最初は指先が触れたら止めるつもりでした。

 ……けど、相手がまるで起きそうにない。

目を覚まさないか女の顔に注意を払いつつ、私は人差し指、中指、薬指と数を広げてカップに這わせ、ついには掌で片方の胸を覆い被してしまいました。

 ……マジか。

 息を呑んで、女を見つめました。しかし女は口を半開きにして、異変を感じた素振りすらみせていない。

 胸を覆った手の五指を曲げて、揉みました。力は込めなかったものの、完全に鷲掴みです。ブラの堅い感触と、張りのある胸の感触が同時に伝わってきました。

 むにゅ……むにゅ……。

 小ぶりとはいえ大人の体です。この感覚を忘れないよう、何度も揉みました。

 肩で息をしているのが辛かったです。なんせ相手に吐息が掛からないよう気にかけつつ、自分の気配を潜めて呼吸をしていたものですから、息苦しいのなんのって……。

 生唾も沢山呑みました。本来ならこのような緊迫した場面だと唇が乾いてしまうのでしょうが、全くもって逆。胸を揉む手から女の生気を吸い取っているかのように、唇は湿ってテカテカとしていました。 
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