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フリータイム
第4章 下賎の悦び
 誰も見てない。

 誰もいない。

 女は眠っている。

 今、ここは私の自由だ!

 残りの時間が四分を切りました。

 フルマラソンを終えた後のように激しく呼吸をしました。もう息を潜めておくのが困難でした。

 ベルトを緩め、カチャカチャとズボンを半分ずり下ろしました。

 こんな場所で、有り得ない……! 

 自分の暴走に顔が真っ赤に火照ります。でも、気持ちがいい! どうしても晒したい! 何も知らないこの女に、穢れの証を残したかったんです。

 ワイシャツの裾から、亀頭がにょきっと顔を出しました。もうガマン汁が溢れてて、包皮の周りから滴るんです。

 時間がない……時間がない。

 迫りくるタイムリミットに危機感を感じました。けど、なぜか下腹部に快感が渦巻いて気持ちがよかった。まるで卑しいフェラチオをされているかのような気分でした。

 ……挿れたい! 

 女を見つめながら、どうにもならない欲求に駆られました。

 三十秒で服を剥いで、十秒で手足を抑え付けて、バックからピストン――。

 ……などと光の速さで妄想しながら肉棒を擦りました。

 無垢な顔、白い肌、妖しい股下。

 小さな胸の感触を思い出しながら、膣の中に押し込むイメージを浮かべつつ、ガマン汁にまみれた肉棒がビチャビチャと音を立てます。

 露出童貞……いや、変態童貞を卒業した瞬間は呆気ないものでした。

 絶頂に達したと同時に、私はイク寸前の快感によがむことなく射精しました。

 眠る女の黒いスカートに、真っ白な精液がビュビュッと付着しました。

 あまりに大量の精液を出してしまったため、スカートから膝上のストッキングにも滴って、精液は樹液のように脹ら脛へと流れていきました。

 普通のオナニーならここで一気に現実の世界が戻ってくるところですが、私はそそくさとズボンを穿いて、着衣を乱したまま再びスマホを取り出しました。
 
 ――パッ!

「ぐひひ……」

 思わず忍び笑いが洩れました。この時はさすがにしまったと思って、慌てて女の元から離れました。

 ……が、結局彼女が目を覚ますようなことはありませんでした。

 ようやく冷静になったとき、精液とガマン汁でぐちょぐちょになった股間に嫌気がさしました。しかし自己嫌悪ではない。単純に、早く帰って洗いたいと思ったのです。 
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