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不倫のはて
第3章 雷鳴
激しい雷雨で
ハァハァ 息を切らせ
肩を寄せ会うように
二人ホテルに飛び込んだ。
部屋に入ると
大きなベッドが
真ん中にあった。
周りが 鏡張りで
行為そのものが
映る仕組みになっている。
部屋の感じにちょっと
ドギマギしながら
びしょ濡れの服を脱ぎ
バスローブに着替える。
「ヨウコさん 先に
シャワー浴びてください。
風邪引いたら困ります。」
「ありがとう・・・・」
シャワーを浴びて
ブラもショーツも身につけず
バスローブだけを羽織って
ベッドに戻ると
マモルさんもすぐに
シャワーを浴びに 行った。
二人でベッドに少し離れて座ると
マモルさんは ポツリポツリと
話し始めた。
オレは みたとおりこんなだし
デブでカッコ悪くて・・・・
今まで メール送っても
返信ももらったこと
なかった・・・・
ヨウコさんは いつも
丁寧で優しいメール送ってくれて
何度か メールをやり取りしてたら
本当に好きになっていて・・・
一度だけでいいから
会いたいと思っていたんですよぉ
今日 遠くから歩いてくる
ヨウコさんをみて
すぐに ヨウコさんだって
わかりました。
メールの感じと同じ
ふんわりと
優しい
雰囲気だったので・・・
マモルさんは 少し低い声で
悲しそうに話した。
「ヨウコさん・・・・
抱いていいですか・・・・。」