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不倫のはて
第4章 行雲流水




 あの マモルさんと 身体を
重ねた日から 1週間が過ぎた。


 
 あの日から
寄せては返す
さざ波のように心は揺れ
身体は熱く
火照っていた。




 人の手によって
与えられた快感は
自分の手なんか
比べものに ならない。


 悶々として
私からマモルさんに 
連絡入れようかと
迷っていると 携帯画面が光った。
 

 『今日は 会えませんか。』


 『・・・・大丈夫です。』



 約束した ホテルに
すぐに 着いた。


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