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不倫のはて
第8章 交差する時
階段をかけ降り
フロントにやっと着いた。
息が上がり
ハァハァ 大きく肩で息を吸った。
フロントに
205号室に入室した女性から
連絡が有ったと事情を説明する。
ホテルに協力を要請して
朝 電話を寄越した刑事に電話した。
「ホテルグリーンで
・・・・・コージが 女性と205号室で
会っている。
その女性から 連絡があって
亜矢と 同じように
殺されるかもしれないんです・・・。」
「えっ ・・・・コージ
はいっ 大至急向かいます。」
刑事のほうも 色めき立ったようだ。
警察にも 電話して
大至急来てもらうように手配した。
一刻を争うため
フロントに205号室へ一度電話を
入れてほしいと頼み込んだ。
フロントが電話をかけ
受話器から 呼び出し音が鳴っている。
プルルルルルル・・・・・・
「ヒナ 無事か・・・
大丈夫なのか・・・・」