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近未来SFコメディ「日本チン没」
第2章 精子狩り
「それでね、下半身離婚したの」
「下半身離婚?」
「そういう夫婦が今多いのよ。夫婦関係はそのままで、エッチだけは別の男性としていいって・・・。主人公認の浮気みたいな関係」
「子どもが出来たらどうするの」
「もちろん、夫と二人で育てるわ。自分達の子として」
「今話しに出てきた別の男性って、僕のことだですよね」
「そうよ。あなたはわたし達『レス会』の希望の星よ。大谷祥太郎君」
「もしかして、里美さん、今日が排卵日ですか」
「そうなのよ。じつは」
「じゃあ、すぐ帰って、やろうか」
「いいの」
「もちろんいいよ。俺、里美さん、タイプだし。僕に出来ることは喜んで」
「そう言って貰えるとうれしいわ。わたしも好きよ。祥太郎君」
車は自動運転中だったから、里美と抱き合ってキス出来たけど、祥太郎はそっと里美の手を握るだけにした。
滅多に事故はないけど、自動運転でも必ず運転手は注意してくださいとよくテレビで言っていたのを思い出したのだ。
「下半身離婚?」
「そういう夫婦が今多いのよ。夫婦関係はそのままで、エッチだけは別の男性としていいって・・・。主人公認の浮気みたいな関係」
「子どもが出来たらどうするの」
「もちろん、夫と二人で育てるわ。自分達の子として」
「今話しに出てきた別の男性って、僕のことだですよね」
「そうよ。あなたはわたし達『レス会』の希望の星よ。大谷祥太郎君」
「もしかして、里美さん、今日が排卵日ですか」
「そうなのよ。じつは」
「じゃあ、すぐ帰って、やろうか」
「いいの」
「もちろんいいよ。俺、里美さん、タイプだし。僕に出来ることは喜んで」
「そう言って貰えるとうれしいわ。わたしも好きよ。祥太郎君」
車は自動運転中だったから、里美と抱き合ってキス出来たけど、祥太郎はそっと里美の手を握るだけにした。
滅多に事故はないけど、自動運転でも必ず運転手は注意してくださいとよくテレビで言っていたのを思い出したのだ。