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男子と女子の雨宿りセックス
第5章 22歳ジュンと29歳まなみの場合
とつぜんのゲリラ豪雨で、喫茶店は超満員になった。

「相席、いいですか?」
店員がまなみに声をかけてきた。一人コーヒーをたしなんでいたが、こういう事情ならしかたない。
まなみは、うなずいた。

前に座ってきたのは、大学生くらいの若い男子だった。
服が、びしょぬれである。
しかし、その息吹はさすが若いだけあって、まなみをあっという間に覆ってきた。
生活苦を知らないであろう無垢な表情の顔もさることながら、まなみのスレンダーであるが巨乳なエロいカラダをなめまわすように見てくるまなざしと、強い性欲をかいま見せるその吐息。
《アア…、彼は、オトコなんだ…》

まなみは、人妻であった。
しかし22歳で結婚して以来、夫とセックスをしたのはわずか1回。初夜に一度だけしただけ、だった。
しかもその1度は、下半身だけくっついたもの。前戯も抱擁も、なかった。
夫とは、紹介で知り合った。
子供は、いない。
まさに、典型的なセックスレス女子。

ただいままでの7年間は、刺激がなかったこともあって、それほど苦痛ではなかった。
元々エロいことには淡泊な、まなみ。
日々の生活に追われ、日々を過ごしていた。

まなみの乳房が、服の中でカアーッと熱くなる。
まなみのおマンコが、パンティーの中でじゅわッと濡れる。
《どうしたんだろ?わたし。こんな気分、初めて》

いつしか、まなみとその若い男子は、しっかりまなざしを合わせ見つめ合っていた。
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