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海猫たちの小夜曲
第4章 冷たい海 ~海色のグラスと小麦色の少女③~
「大体、親父も桜庭の息子なんかに負けやがって、とか、言うことがせこいんだよ。全く。」
秀隆はあたしのベッドに座って、あたしに奉仕させながら悪態をつき始めた。
桜庭さんというのは、秀隆と同じ3年生で、あたしたち水泳部の部長だった。
あまり熱心な部員ではないあたしから見ても、桜庭さんは、部長という肩書が至極当然に思えてくるほど、部員みんなからの人望もあつくて、勉強も運動も良くできる人だった。
おまけに顔も、鼻筋の通った精悍な感じで、水泳部の女子の中にはファンも多い。
桜庭さんの父親は役場で叔父と同期らしく、叔父はことあるごとに、桜庭の息子なんかに成績で負けるのは許さん、と秀隆をけしかけているのだった。
「……まさか、望海、水泳部で桜庭とヤったりしてねえだろうな?」
秀隆があたしの顔を見ながら言ってきた。
桜庭さんとは、部員と部長という関係でしかないけど、そもそもあたしが誰と寝ようが、秀隆の知ったことじゃない。
少なくても秀隆みたいなクズに比べれば、桜庭さんはずっとまともな人に見える。
「クラスのなかで、桜庭のやつ、お前に気があるって噂があってよ。だけど、お前は、俺のちんぽ専用の肉便器だもんなあ。お前が、俺のちんぽを咥えてる姿をあいつに見せつけて、死ぬほど悔しがらせてやりたいぜ。」
秀隆がこれ以上ないほど嫌な薄ら笑いを浮かべて、あたしの顔を持ち上げた。
「そういやあ、お前のクラスの高瀬さんも確か、水泳部だったよな? 見せつけるのが、水着姿のお前と高瀬さんのWフェラとかだったら桜庭のやつ、泣き喚いて発狂するかもな。」
……このゲス野郎が、と、あたしは秀隆のペニスを舐め上げながら、心の中で罵倒した。
こんな奴の言うことにいちいち耳を傾けていたら、嫌な気分になるだけだ。
とっととこのクズをイカせて、少しでも早くこの醜悪な時間を終わらせようと、あたしはストロークを速める。
秀隆はあたしのベッドに座って、あたしに奉仕させながら悪態をつき始めた。
桜庭さんというのは、秀隆と同じ3年生で、あたしたち水泳部の部長だった。
あまり熱心な部員ではないあたしから見ても、桜庭さんは、部長という肩書が至極当然に思えてくるほど、部員みんなからの人望もあつくて、勉強も運動も良くできる人だった。
おまけに顔も、鼻筋の通った精悍な感じで、水泳部の女子の中にはファンも多い。
桜庭さんの父親は役場で叔父と同期らしく、叔父はことあるごとに、桜庭の息子なんかに成績で負けるのは許さん、と秀隆をけしかけているのだった。
「……まさか、望海、水泳部で桜庭とヤったりしてねえだろうな?」
秀隆があたしの顔を見ながら言ってきた。
桜庭さんとは、部員と部長という関係でしかないけど、そもそもあたしが誰と寝ようが、秀隆の知ったことじゃない。
少なくても秀隆みたいなクズに比べれば、桜庭さんはずっとまともな人に見える。
「クラスのなかで、桜庭のやつ、お前に気があるって噂があってよ。だけど、お前は、俺のちんぽ専用の肉便器だもんなあ。お前が、俺のちんぽを咥えてる姿をあいつに見せつけて、死ぬほど悔しがらせてやりたいぜ。」
秀隆がこれ以上ないほど嫌な薄ら笑いを浮かべて、あたしの顔を持ち上げた。
「そういやあ、お前のクラスの高瀬さんも確か、水泳部だったよな? 見せつけるのが、水着姿のお前と高瀬さんのWフェラとかだったら桜庭のやつ、泣き喚いて発狂するかもな。」
……このゲス野郎が、と、あたしは秀隆のペニスを舐め上げながら、心の中で罵倒した。
こんな奴の言うことにいちいち耳を傾けていたら、嫌な気分になるだけだ。
とっととこのクズをイカせて、少しでも早くこの醜悪な時間を終わらせようと、あたしはストロークを速める。