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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第7章 再会
 それを合図にしたように、手はワンピースの短い裾をゆっくりとたくし上げる。何本もの指が恵子の下腹部のすぐ前で器用に恵子の着衣を捲り上げ、はらりとその場に布が落ちると、次の瞬間には男の手首から先は恵子のワンピースの中にあった。そっと伸ばすその手は、恵子のパンティの上を滑るように行ったり来たりする。恵子は大きく息を吸った。ごくっ、と小さく唾を飲みこんだ。
 するっ、と一本の指がついに割れ目をなぞって股間へ侵入した。
 びくん、と恵子が反応する。
 そこには、今日のために揃えたピンクと紫のクロッチレスショーツ・・・その割れ目に縦に開いたスリットがある。スリットまで達すればクリトリスに直接指先が触れる。恵子のびくん、という反応を男の指先は見逃さない。そこがいいんだね、というように、再び、三度、指先はその上を行ったり来たりと繰り返した。

     2

 恵子のショーツのクロッチ部分に縦に一本開いたスリットの上を、行ったり来たりと二度、三度繰り返した指先は、余裕たっぷりといった様子で決して焦らない。一旦その手を引き上げると、数本の指先で恥丘の上に「の」の字を描いた。ソフトに優しく静かにくるくると数本の指先が恵子の恥丘の上を滑る。たまらず腰を揺らしてその動きに応えてしまう。じっと耐えていることなど出来なかった。
 恵子の腰が揺れる。列車も揺れる。
 恵子の下腹部に触れていた指先が離れると、ワンピースの裾から男は右手を抜き取った。今度は大胆に恵子の右胸に迫ってきた。薄手のワンピース、胸元が大きく開いているので上から覗くと乳房の上半分が見えてしまう。下に何もつけていないので、乳首の形まで透けて見える。このままだと周囲から胸を触られているのがバレバレだ。それを見られることがまた、恥ずかしい。見られてはいけない、と、咄嗟にそう思った。恵子はその手の上から自分の左腕をかぶせるようにして隠す。誰からも見えない恵子の左腕の下で、男の右腕が恵子の右胸のすぐ傍まで近づく。男は右手の中指で、ピンと乳首を弾いた。
 うっ、ん。
 思わず肩をこわばらせ、身体ごとピクンと反応してしまう。
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