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淫戯日記・恵子 ~続けてもいいですか~
第5章 掲示板
 駅につく。列車を降りて、一旦階段を上ってホームから遠ざかる。このまま折り返すと無賃乗車になってしまう...そう思い一旦改札を出た。ざーざー降りの雨、東南口の自動改札機の前のひさしで雨をよけながら天井から吊るされた案内板で次の列車の時刻を確認した。四番線の電車があと八分。
 掲示板に『つきましたよ。』と入力する。
『何分発に乗るのかだけでもヒント下さい』と返ってくる。そんな焦らなくても…、そう思いながら、スマホを手に改札に入り直した。一、二番ホームへの階段、三、四番ホームへの階段、どちらにも折れ曲がらずに進んだ先を右へ折れトイレに向かった。いつも三人くらいは並んでいるが、長く待つことはあまりない。少しして、右側の手前から二番目の個室が開く。便座には座らず、恵子はハンドバッグから乾電池くらいのプラスティック瓶を取り出した。

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 駅のトイレの個室に入ると、すぐにローションの入った小さなプラスティック容器をハンドバッグから取り出した。胴体をつぶすと中の液が涙型になって飛び出してくる。離すと容器の中に戻った。
 鼻提灯(はなちょうちん)みたい。そんなことを思い、すこし滑稽だった。
 スカートをたくし上げパンティを下し、便座に深く腰掛けてローションを右手に少し取った。音を立てないように左手でそっとキャップを閉じ、スカートの前の部分を汚さないように持ち上げて右手をそぉーっとアナルへもっていく。なんだか股間全体が熱かった。
 ずっとこんなシチュエーションでとうとうここまで来てしまった。期待でも不安でもなく、あとはスケジュールをこなして帰るだけ…。
 何となくだが、自分の気持ちの中に違和感を一瞬感じた。私、何のためにここに来たんだろう?でも、その答えは、まるでどうでもよかった。そうスケジュールをこなすだけ。
やることが、いや、誰かにヤラレることが沢山ある。それを想像するとドキドキしてきた。
 アナルの入り口付近にしっかりとローションを塗り付け、中指で少し奥へ三,四回押し込んだ。にゅるっとした中指が肛門から入ってくると、それはそれで悪くはなかった。少なくとも体中の他の感覚器官がすべて静止し、全神経がアナルに集中する…そんな刺激だった。
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