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碧の島 2
第8章 そして・・・・。
捜査会議が終わって川田さんはゆっくり腰を上げ俺の方も見ず・・・・。
「行くぞー・・・・」
とだけ言った。
銚子に???
今から~????
銚子って千葉の端っこっすよね???
そこに何があるんだ???
会議室を出てゆっくり歩く川田さんを追いかけると、川田さんは内ポケットからまた携帯を出し・・・・。
「星野家の主人が若い頃に家を飛び出し暮らしていた場所だ・・・」
え?????
携帯の画面を俺に見せてきた・・・・。
その画面には・・・、あの殺人事件が起きた大豪邸とは全く真逆の・・・・小汚い???って言ったら失礼か。
今にもつぶれてしまいそうな~・・・これは・・・市営住宅かなんか???
平屋の小さな住宅・・・・。
俺がじっとその画面を見つめまた川田さんを見ると・・・・。
「長期的な計画を立てた犯人は~・・・最近知り合ったような奴ではない・・・昔からの・・・きっと昔から星野さんを知っていた・・・そんな奴に違いない。」