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碧の島 2
第10章 少しづつ明らかにされること
ホテルに着き部屋に案内されて・・・。
香菜は一目散にバルコニーに出て海を眺めた(笑)
すると、ポケットに入れてあった携帯がブブっと鳴ったのがわかる。
携帯を出し画面を見ると、・・・俊也さんからのラインだった。
・・・・・・・・。
香菜の方を見るとまだ香菜は海を眺めていた。
俺はまた視線を携帯に落としラインを開く・・・・。
・・・・・・・・。
『ちょっと話があるんだけど後でカフェに来れるかな?』
・・・・・。
なんだろう・・・。
返事を作ろうとすると・・・また・・・・。
『香菜ちゃんと桜には話せないこと』
と・・・・。
何かあったのか?
一瞬胸の奥がズキッ・・・と鳴った。
香菜もつれてカフェに行って・・・香菜はきっと星野さんと話したいだろうし、俺は俊也さんとタバコ吸うとか言って外に出ればいいか・・・・。
俺は直ぐに返信をし・・・立ち上がった。
なんか胸騒ぎ???・・・ん~・・・なんだろ・・・。
ちょっと・・・。
もしかしたら・・・。
もしかしてって・・・。
不安な気持ちが一気に募ってきた。