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碧の島 2
第1章 多くの家族たち
俺が来なかったら・・・幸せだった???
イヤイヤ、
こんななーーーにもないつまんねぇ島に刺激を与えてくれてありがとう位言われたいわッ!!!(笑)
だから田舎者って嫌だ。
新しいものを直ぐに嫌がって避難する。
俺は真黒なおっさんの胸に手を当て、グッと押し・・・
ん???
グッと・・・。
何だこのオッサン!!ビクともしねぇじゃねぇか!!!
俺が手に力を籠めまた押すと・・・・。
「まっさんは凄い力だからアンタみたいな細っチョロい男の力じゃびくともせんぞ~?????」
・・・・・ッ????
部屋の中から聞こえるその声は・・・あの死にかけジジイじゃねぇか!!!!!
何だこのオッサン・・・ッたくどけって!!!!!
グイッと押すと・・・・・。
真黒なおっさんはわざと引いてきて俺はそのまま前に転んだ・・・・。
・・・・・・。
すると手に持っていた資料がバサバサッと床に落ち・・・・。
・・・・・・。
資料を拾おうとすると、・・・・。
「・・・・星野財閥殺人事件・・・」
目の前に居た真黒なおっさんは俺の目の前に落ちていた資料を拾い上げ・・・紙に書いてある文章を読みだした・・・・。