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碧の島 2
第2章 本島の人達
淳side
「ねぇ(笑)・・・俊也君って私会った事ないよね??」
夜22時半過ぎ、俺と凛は空港のロータリーに車を止めて俊也がやってくるのを待っていた。
そっか、コイツ俊也とは絡みが無かったっけ???
俺はアイコスを吸いながら車に寄りかかり・・・。
「結城の同級生(笑)・・・でもその絡みの話はするなよ~???」
そう言うと凛はニッコリ笑って俺の腰に手を回し抱きつきながら・・・。
「分かった・・・(笑)彼女とこっちに住むのかな?」
あーー・・・・。
多分それは無いかなぁ。
俺は空を見上げ凛の頭に顎を乗せ・・・。
「今あの二人~・・・キク爺のとこで飲食店オープンさせたばかりだから、・・・多分渡嘉敷にずっといるんじゃねぇかな?」
涼も結城ももう俊也には・・・ただまた昔みたいに逢いたいってだけなんだけど・・・(笑)
アイツ自身もそうしたいんだろうけど???
多分ー・・・。
キク爺が離さない(笑)(笑)