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第20章 もう殺して

その頃ホテルでは・・・・。


賢吾side

・・・・・・・。

不味いな・・・。

島は中溝沙織が来たって大騒ぎ・・・・・。

部屋の中で待機をしてる俺等・・・そして・・・香菜は・・・・。

ジーーーっとベットに座って何も言わない。

俺は携帯片手に・・・あーー・・でもな・・・今俊也さんとかに連絡しても迷惑だし・・・俺も星野さん探しに・・・いやでも・・・香菜を置いていくわけにもいかないし・・・・。


部屋をうろうろしていると・・・・。

コンコン・・・とドアをたたく音・・・・。

香菜を見ても香菜はそんなノックの音にも反応せずジッとしていた・・・・。

俺は直ぐに入口の方に行き・・ドアを開けると・・・・。

「あ・・・賢吾君・・・・」

外にいたのは凛さん・・・・。

「あ・・・あのね・・・なんか・・・龍君と美晴ちゃんも・・・なんか・・・wreathの会社の人だしッて・・・行くっていうから・・・・」

凛さんはそう言って部屋の中をチラッと覗いた。

あー・・・・そっか・・・。

美晴さんも中溝沙織を知ってるもんな・・・・。

知らん顔はできないか・・・・。