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第22章 さようなら、そしてありがとう

姉を毎日家で見ていると昔とは違う姉の表情に鳥肌が立つ時もあった。

夜・・・。

姉が・・・。

次は誰を傷つけるかとか・・・本当にすべての事件は・・・姉なのかとか・・・。

確かに私も星野さんに対し妬みもあったし進藤さんを使って色々情報をもらったり星野さんに対して嫌悪感はかなり抱いていた。

でも実際傷つけるとか・・・考えたことはない。

香菜さんに関しても宮本さんと付き合ってるって聞いた時悔しかったけど・・・でも・・・。

それ以上に香菜さんが好きだったから・・・。



でも私はどこかで姉がやった・・・そう気づいていながらも姉をかばいかくまった。

それも・・・

大きな罪になる。