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碧の島 2
第22章 さようなら、そしてありがとう
涼side
真也ッ・・・・・
「もう止めろ真也止めろッ!!!!!」
淳が真也と女を引き離そうとしてる中俺も直ぐに3人に向かって行った・・・・
こいつ死ぬ気かッ?!
「お前何してんだよッ!!もう止めろ止めろ!!!!」
淳が女を引っ張り俺は真也を抑えたッ・・・
が・・・・
「ぁあああーーーーーーーー!!!!!」
すっげぇバカ力で俺を振りほどき・・・女を掴み抜けかけていたナイフをまた更に・・・・・
「もう止めろぉぉぉ!!!!!!」
勢いよく達也と龍も走って来て・・・真也を掴んだ・・・・・
女は呆然としナイフから手を放し淳と共に床に転がった・・・・・。
直ぐに刑事さんが走って来て一人が女を取り押さえ・・・もう一人が自分の上着で真也の傷口を抑える・・・・。
真也は息を荒くし、俺の方を見て・・・・・。
「涼・・さ・・・」
何だよこいつッ・・・なんだよ・・・
達也が必死で真也を支え・・・
淳はじっと正面から真也を見つめた。
「ゆうきちゃ・・と・・・みはるさんに・・・」
・・・・・・・ッ??
「・・・幸さんに・・・」
もう喋んなよーーーーーーっ!!!!!!!
「ごめんなさい・・・・」