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碧の島 2 
第22章 さようなら、そしてありがとう



香織side

姉がいるという建物に入ったとき・・・向こうから歩いてくる人影が見えた。

入口に居た若い刑事さんと沙也加が気になった。

あれが・・・姉だったら・・・・。

私がすぐ隣にいる刑事さんを見ると、刑事さんは目を細め奥から歩いてくる人を見て・・・・。

「・・・遅かったか・・・」

そう言って私の腕を掴み建物の外へ歩いて行く・・・。

そして庭のような場所で遊ぶ沙也加と若い刑事さんに向かってこう言った。

「おい・・・あっちに一緒に行って遊んでなさい・・・・」

そう言うと若い刑事さんは直ぐに状況を察知し沙也加の手を引き少しその場から離れようとした・・・・。

私は姉と沙也加が顔を合わせることがないようにとハラハラしながら建物の中を覗き込んだ・・・。

・・・・・・・ッ

奥の方からゆっくり歩いてきたのは刑事さん二人とその二人に挟まれ歩いている手錠をされた姉・・・。

手も・・顔も血だらけの姉・・・。

思わず息をのむ・・・。

直ぐに沙也加の方を見ると・・・・。

・・・・・・ッ?!

「ダメよッ・・・・」

思わず・・声が出た・・・・・

沙也加は何かを感じたのか刑事さんの手を振り払ってこっちに走ってきたッ!!!




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