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碧の島 2
第5章 私の第二の故郷
お爺ちゃんは杖をつきながらゆっくり・・・。
私は気持ち早歩きで・・・・。
直ぐにお爺ちゃんの前まで行くと・・・・。
キクお爺ちゃんは優しい目で私を見つめ・・・・、にっこり笑った・・・。
そして・・・・。
「・・・待っとったよ・・・(笑)・・・皆君の帰りを・・・楽しみに待っとった・・・」
きゅーーっと胸が締め付けられたの。
もう・・・涙が零れそうなのに・・・お爺ちゃん・・・・・。
「君を島の人間全員で守ると誓おう・・・(笑)・・・だから・・・・」
・・・・・・・・ッ///////////
もうダメ・・・・。
ポロッ・・・と油断した私の涙が零れて頬を伝う・・・・。
「だから・・・お願いだから~・・・ここにいてほしい(笑)・・・桜ちゃん・・・」
キクお爺ちゃん・・・。
もう・・・。
私の頬を・・・貫禄のある震える手で優しく撫で・・・・・。
「皆君の家族だ・・・・・(笑)」