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碧の島 2
第5章 私の第二の故郷
俊也side
(笑)
キク爺に泣かされた桜・・・・(笑)
荷物はそのままにし、桜のほうに行き・・・・。
「キク爺・・・暫く島を離れてしまい申し訳ないです・・。」
そう言うとキク爺は笑って・・・・・。
「俊也・・・いい仕事をしたな(笑)・・・無事ワシの可愛い孫娘を連れて戻ってくれた・・・ありがとう・・・」
(笑)
桜はもう・・・ヒクヒク言いながら泣きやまず肩を震わせてる・・・。
両手で口を隠している桜の手を握り・・・・。
「向こうでなんか言いたげなオババたちが待ってるぞッ!!(笑)」
そう言うと桜は何度も頷くけど・・・(笑)
めっちゃ泣いてるッ!!!!!
俺は桜の手を下でぎゅっと握り・・・・。
キク爺と一緒にゆっくりと前に歩き出す・・・・。
もう大丈夫・・・・。
見たろ桜???
こんなに皆・・・・お前が帰ってくるのを楽しみにしててさ・・・・・。
婦人会のオバチャン達は・・・・・。
涙ぐんで・・・。
もう桜を抱きしめたそうにこっちを見てるんだ。
「桜・・・・・(笑)」
泣きまくってる桜を見て声をかけると、桜は真っ赤な顔で俺を見つめてきた。
・・・・・・(笑)
「覚悟しとけ(笑)」