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碧の島 2
第6章 キク爺の記憶
俊也は私が何も言わなくても私を抱え込み・・・・
「しっかり掴まってろよ・・・・」
そう言って私のおでこに優しくキスをし・・・・/////////
お姫様抱っこ・・・・。
この瞬間・・・いつもドキドキするの。
私は裸のまま俊也に抱えられて俊也の鋭い目をじっと見つめるの。
ドキドキする。
俊也がその視線に気づき私を見て・・・・。
ニカッと歯を出して笑う・・・・///////////
俊也・・・。
私は俊也の首にまたしがみつき、
素直にこう言えるの。
「好き・・・・・・」
今までこんな風に素直に気持ちを伝えられる人なんていなかった・・・・。
自信をもって好きって言えること・・・自分に素直になれる相手・・・・。
そして・・・・。
「俺のほうが好き(笑)」
そう言って私をぎゅっと抱きしめてくれる。
愛されてる・・・そういう風に・・・安心できる相手なの・・・・。