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碧の島 2
第1章 多くの家族たち
『昼飯達也と明ちゃんと行こう』
(笑)
相変わらずスタンプや絵文字を使わない素っ気ないラインの文章。
結城ちゃんは私の携帯を覗き込み・・・。
「(笑)(笑)相変わらずだねぇ~・・・そっけなーーーい文章(笑)」
そう言って笑った。
「淳が絵文字使ったら気持ちが悪い(笑)」
私がそう言うと、由美さんは・・・ププッ!!!!と、吹き出し・・・・。
「確かにーーーーッ(笑)・・・でもさぁ、淳君ってそう言う事しないけど~・・一番行動に出すタイプじゃない???(笑)私は素敵だと思うけど???」
(笑)
そう・・・。
ラインをくれなくても・・・。
淳はいつも私を気に掛けててくれる。
それは・・・。
分かってる。