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第61章 裏切りの肉体交渉

　仁「因みにビーチに埋める予定は五人の予定何だが、取り敢えず穴掘っておこうか♪︎」

　仁は露天風呂の奥の旅館専用のビーチに向かって、手を上げるとエンジン音が聞こえユンボのライトが点灯し砂浜を進み大きなショベルが砂浜を掘って行く…

　仁「どうする気だとか言ったな、あれが答えで良いか？交渉する気など俺には無いんだが、本当に良いのかな美伽先輩と母殿は？」

　好満は土下座し、お願いだ金額を言ってくれ！
好満は仁を計り兼ねていた時間さえ稼げれば、所詮は腕自慢の高校生だと高を括っていたが…違うと悟った好満は、徹底して下手に出る事決めた…。

　その姿を間近に見る、香樹実と美伽は思い違いをしてしまう…此なら自分達で交渉し証拠の映像を没収出来ると。
　この判断が大きな間違いだと気付かずに…

　ずれた時間軸と歯車の結果だった…本来美伽と仁が最初に出会っていれば起きなかった、仁が何者か知らず仁も蛭田親子の事を知らないし香樹実と美伽の事情も知らないが故に再び遠ざける関係に陥ってしまう…。

　香樹実「後の事は、私のスタッフを交え交渉するから心配しないで…だから仁君の条件を進めて下さい…」
　美伽「本当にありがとう仁君…」香樹実と美伽からすれば、これ以上政治家として秘密を知られる事を避けたかった…。

　仁「そうまで言うなら気乗りしないが凛への慰謝料は五百、俺達への迷惑料として三百と今後凛に関わら無い事でいいな！」
　好満[了承した、明日現金で用意する…]

　仁「なら、アンタ達の署名と書面を付け時間と場所を指定しろ！追手連絡する真さん頼むよ」
　真「了解しました…」電話を掛け真二、引き上げだ！

　ユンボがクラクションを鳴らし、戻って行く…
仁「じゃ～俺達も帰ろうか凛に美羽♪︎」
　凛と美羽「本当に良いのかなぁ～仕方ないけど…」

　仁達が帰るのを見届けると…気絶して居た筈の好機が腫れ上がった顔で起き上がり[親父、本当にこの間々帰すのか？]

　土下座を続けて居た好満[嗚呼～今は致し方無かろう💥]
香樹実「其ってどう言う事かしら、私達との交渉は!？」

　好満は後ろ手に手錠を持ち[勿論するさ、手を出して握手してガチャ個別での肉体交渉をたっぷりとな！]
　片手に手錠を掛け、後ろに廻り込み手錠を掛け…
好機[抵抗するな、香樹実がどう成っても良いのか？]
「うっ卑怯者💦」