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狂った果肉
第121章 刻まれし肉欲の虜達

幸いにも、この日は間一髪で免れたもののこの日を境に声を掛けて来る男達が後を絶たなく成って居た…。
やがて凛はニット帽を目深に被り、金髪を隠すも二人で居ると声を掛けて来る…
そして二人は、仕方無く別々に通学し学校側の駅で待合せるも目を付けられると直ぐにバレてしまう。
次第に学校や路線が知られる事に恐怖を感じ、別々に行動する様に声を掛けて来る男は減ったが既に気付いた者は痴漢行為に及ぶ者が出没する様に…。
最近では、学園内でも視線を感じ常に誰かに覗かれてるかの様に感じてしまう美羽と凛だった!
それだけに仁が登校した事が、二人には大きな喜びでもあり希望だった…
美羽「それじゃ〜暫くは、登校するのね🎶」
仁「その積もりだけどな、俺自身は最近周囲がゴタ付いてる気がして落ち着か無いんだけどね!」
美羽と凛、二人は少しギクシャクした笑みを浮かべた!
美羽は元々がᎷっ気が強く視線に晒され妄想してしまい…
凛は普段は強気な明るさだが、長く独りで居ると忽ち弱気で従順な女の子に成ってしまう…
其々に思い当る節が幾度も、有ったのだ…うぅ💦
そして、二人と同様の不安を抱えて居た美伽と美鈴も又動画を流出させられた被害者だった…。
美羽は最近痴漢に合う回数が増え、それが毎回同じ相手じゃないかと不安を募らせ仁にいつ相談しようかと迷い。
凛は兄の彼女でも在る、一色愛を度々夜の電車で見掛けその度に痴漢に遭ってる様子に心配に成り後を着けその現場に遭遇し自身も興奮し痴漢に合う事が続いて居た。
美鈴は荒俣恒星に犯される夢に魘されるも、怯えながらもその犯される姿に興奮し時折霊の多い公園でオナニーをする様を見せてしまう自分に卑屈に成る。
そして、美伽に昼休みに生徒会室に呼び出された仁…
何だろう〜例え用の無い、この胸の不安感は?
美羽と凛二人との久しぶりの昼食を済まし、独り生徒会室に向かう仁「それじゃ〜又後でねぇ〜仁❣」
美羽と凛が笑って見送る…
仁(随分と聞分けが良いなぁ〜?以前なら無理にでも付いて来てたのに、まぁ良いか❣)
美羽と凛は、笑顔の後に溜息を吐き…
仁が来て頼もしい反面、後ろめたい気持ちが胸を締付ける互いに視線を交し…
凛と美羽は「何か有ったの!?」うぅ…💧互いの言葉が重なった事に、少し驚き戸惑った💦

