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第16章 中沢ミドリのその後
 監禁して1ヶ月経った頃、東川が現れた。凌辱されて身も心もボロボロとなったミドリの様子を見に来たのだったが、意に反して、ミドリは変態セックスに溺れ、官能の世界を満喫しているようであった。
 これはいかんと、東川は仲間に出入りを禁じた。
 そしてミドリの両足首に鉄の枷をはめた。

 これに猛抗議をしたのが森木だった。

「やっとおとなしくなったのに、また気性の激しいサド女に戻ってしまいますよ」

 しかし東川は森木の意見を斥けた。
 それが原因で、森木は東川の組織から離れていった。もちろんミドリはそのことを知らない。

それから1ヶ月、男たちはミドリを楽しませに来なかった。シャワーも降ってこなかった。

 楽しみのなくなったミドリだったが、騒ぐこともなく、ベッドの上で乳首やクリトリスを弄りはするものの、熱中するようなこともなく、淡々としていた。

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