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アダルトx
第16章 中沢ミドリのその後
ある日、ミドリが目を覚まして、ぼんやりと朝の食事を待っていたが、誰もやって来ない。
それで入り口に目を向けると、ドアが開いているのが見えた。
ミドリはゆっくり起き上がり、歩き出した。足枷のせいでヨタヨタとドアの向こうに出ると、もうひとつ部屋があって、向こう側のドアの手前に机があり、その上に鍵と朝食がおいてあった。その下にはボストンバッグが置いてある。
ミドリは椅子に腰掛けて、机の上の鍵で右足の枷の鍵穴に差し込んてみると、カチャッと外れた。左の足枷も同様だった。次にボストンバッグの中を確かめると、衣類だった。
2ヶ月ぶりに衣服を着て、それからゆっくり食事をした。
向こう側のドアにも鍵はかかっていなかった。
ドアの向こうは建物の外だった。山の中腹あたりか、下界に町が見える。破廉恥男子博の会場とは違う場所だ。
軽のクルマが1台、鍵をつけたまま置いてある。
解放されたということか、とミドリは思った。
そしてクルマの運転席に座った。エンジンもすぐにかかった。そのまま、山道を降りていった。
それで入り口に目を向けると、ドアが開いているのが見えた。
ミドリはゆっくり起き上がり、歩き出した。足枷のせいでヨタヨタとドアの向こうに出ると、もうひとつ部屋があって、向こう側のドアの手前に机があり、その上に鍵と朝食がおいてあった。その下にはボストンバッグが置いてある。
ミドリは椅子に腰掛けて、机の上の鍵で右足の枷の鍵穴に差し込んてみると、カチャッと外れた。左の足枷も同様だった。次にボストンバッグの中を確かめると、衣類だった。
2ヶ月ぶりに衣服を着て、それからゆっくり食事をした。
向こう側のドアにも鍵はかかっていなかった。
ドアの向こうは建物の外だった。山の中腹あたりか、下界に町が見える。破廉恥男子博の会場とは違う場所だ。
軽のクルマが1台、鍵をつけたまま置いてある。
解放されたということか、とミドリは思った。
そしてクルマの運転席に座った。エンジンもすぐにかかった。そのまま、山道を降りていった。