この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アダルトx
第16章 中沢ミドリのその後
 ある日、ミドリが目を覚まして、ぼんやりと朝の食事を待っていたが、誰もやって来ない。
 それで入り口に目を向けると、ドアが開いているのが見えた。
 ミドリはゆっくり起き上がり、歩き出した。足枷のせいでヨタヨタとドアの向こうに出ると、もうひとつ部屋があって、向こう側のドアの手前に机があり、その上に鍵と朝食がおいてあった。その下にはボストンバッグが置いてある。

 ミドリは椅子に腰掛けて、机の上の鍵で右足の枷の鍵穴に差し込んてみると、カチャッと外れた。左の足枷も同様だった。次にボストンバッグの中を確かめると、衣類だった。
 2ヶ月ぶりに衣服を着て、それからゆっくり食事をした。
 
 向こう側のドアにも鍵はかかっていなかった。
 ドアの向こうは建物の外だった。山の中腹あたりか、下界に町が見える。破廉恥男子博の会場とは違う場所だ。

 軽のクルマが1台、鍵をつけたまま置いてある。
 解放されたということか、とミドリは思った。
 そしてクルマの運転席に座った。エンジンもすぐにかかった。そのまま、山道を降りていった。

/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ