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第17章 英虞湾へ
 伊勢志摩の、とあるビジネスホテルに男女ペアの東川の姿があった。
 チェックインを済ませ、部屋に入った東川真は疲れているのか、シャツを脱ぎ捨て、ベッドに倒れ込んだ。
 真子はバッグを部屋の隅に置いてから、一枚一枚、着ているものを脱いでいく。

「疲れたでしょ。地図で見たよりか、案外遠いよね」

 裸になると、身につけていたものを椅子の上におき、自分は真の足元に腰を降ろした。
 それから真のズボンのファスナーを下げ、ズボンを脱がせ、それから下着も脱がせた。
 真子は汗と小便の入り交じった下着を顔に当て、臭いを嗅いだ。自分が男であったことを思い出させる、臭い自分がそこにいた。

 それから真子はフニャフニャと小さいままのペニスをマッサージするように弄る。
 小さいまま皮をむいて亀頭を出し、両手の指を使って亀頭を揉む。
 それから人差し指の腹を使って、尿道の先を刺激した。
 真が真子の尻の割れ目に手を入れてくる。指はアナルを探り当て、中に入ろうとしている。それを肛門筋がぐっとこらえて、抵抗している。
 ギュッと締まったアナルを指で弄っていると、フニャフニャペニスもいささか男らしく盛り上がってきた。

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