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第18章 今井久子のモノローグ
 その人に会ったのは金沢でした。金沢で新しくレストランをオープンすることになって、その記念パーティーに来ていたのです。

 私はオーナーに連れられて、出席者に挨拶回りをしていたのですが、その人だけが浮いた感じで、ポツンと一人離れて、会場の隅に立っていました。

 ダークスーツに長い黒髪、スリムで端正な顔つき、濃い色の入ったメガネをしているため目付きなどは分かりませんでしたが、一流モデルのように見えました。男は内装デザインを担当した四海波です、と名乗りました。

 オーナーは男を気に入ったようでした。その頃オーナーも私もややマンネリなセックスライフを変えようと、中性的な男を交えて3Pを楽しんでいたんです。その相手にしようと思ってるのか、と私は察して、例の匂いを四海波さんに送りました。
 返ってきた匂いは初めて嗅ぐものでした。
 甘さと酸っぱさが入り交じった、奇妙な匂いでした。

 腐った果実。
 腐乱死体。
 嗅いだことはないけれど、そんなイメージが頭に沸きました。

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