この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アダルトx
第20章 対決
 男は声が届くところまで来たところで、立ち止まった。

「我々を待ってたのか」
 東川が話しかけた。

「私はお前を知っている。あの日、爆発が起きて、しばらくしてから、ここに来たのを見ていた」

「! あんたはここにいたのか?」

 男はうなずいた。
「瓦礫の中でお前を見ていたよ」

 東川は疲れを覚えた。
 グリムリーパーが近くにいるからかもしれない。

「私の仲間はどうした?」

「死んだ。彼らは後悔しながら死んでいった」

「・・・。そうか、私たちの手に負える相手じゃなかったか。」

 東川はグラウンドに座り込み、大きく息を吐いた。

「わかって欲しい。私はお前たちを恨んではいない。殺すつもりもない。あいつらが勝手に私の領域に侵入してきたんだ」

「私をどうするつもりだ?」

「私の、たったひとつの望みは、話を聞いてもらいたいんだ。あの日、何が起きたのか。何故ああいう結末だったのか」

「・・・いいだろう、聞かせてもらおうか」

/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ