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恋人はスーパースター
第2章 如月隼人の一日
「間接的にでも、柚を傷つけたりしたら、どうなるか分かってるよな?」
樹の威圧的な視線に耐えきれなくなった隼人は、どうしていいの分からなくなった。
(てか、樹さんが甘やかすから、柚葉がクラスの変わり者になったんじゃねぇの?)
そんなことは、口が裂けても言えず、とりあえず、黙って頷いておいた。
「さあ、二人とも!プライベートな話はここまでだ!!」
車は、スタジオ内の駐車場に入った。
この車を出れば、一切妥協は許されない、仕事モードに、心を切り換える。
今日も一日、アイドルとしての隼人の生活が始まった。
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